allowancse’s blog

個人的好みに偏ってる服の話

20191005_round silhouette

今日は丸いシルエットの話。

 

昨日フランスの車citroenの昔の写真を見せてもらったんだけど、

この時代、まだ加工技術が発達していないときに、四角い鉄をわざわざ切り抜いて丸くしてこの形を作っていたらしい。

全体的にコロンとしていてフランスの街並みによく溶け込んでいる。

 

Citroen car in southern France. Fine art photography print.

 

この写真を見ながらふとCelineの洋服のシルエットが浮かんだ。

 

 

「セリーヌ(CELINE)」はパリで2016年春夏コレクションを発表した。

 

【ルック】「セリーヌ」2016年春夏パリ・コレクション 12 / 41

【ルック】「セリーヌ」2016年春夏パリ・コレクション 39 / 41

 

ギャザーに頼った丸さじゃなくて、パターンの線をカーブさせて作っている丸みを帯びているシルエット。

女性の身体の曲線を彷彿させ、よく馴染んでいる。

ミリタリー調の服でさえ、丸みがあると女性らしくエレガントな雰囲気になる。

 

今ふと思い浮かんだが、

ボッティチェリが描いた女性の身体曲線というとわかりやすいかもしれない。

 

「ボッティチェリ」の画像検索結果

 

パタンナーはこういうイメージを頭に入れて、心地の良い線を探し出すことも必要だなと思った。

 

 

今日の考察はここまで。